家族が集いくつろぐ場所でもあると同時に、来客を迎えるスペースでもあるリビングは、住まいの核ともいえる中心的な空間です。
家族だんらんを中心に、テレビやラジオ、音楽や読書、家事、接客、趣味、そして小さな子供がいる家庭では育児室も兼ね備えるなど、多種多様に使われます。
家族も来客もくつろげることが大切
このようなさまざまな目的に対応できる機能が求められるスペースだけに、家族のライフスタイルやインテリアの噴好が反映されやすく、リビングを見れば住み手の人となりがわかるともいわれています。
くつろぎを尊重するためにはあまりものを置きたくないので、ここで行われる多様な行為に応じて、家具や機械類、小物などさまざまなものがリビングには持ち込まれます。
毎日の生活には必要でも見える場所には置きたくないならそれらのものをうまく隠して、広くゆったりと見せる工夫が必要です。
収納を充実させる、カーテンやロールスクリーンで仕切りをして都合の悪い部分を隠す、ソファの向きを変えて不都合なものが見えない配置にする、観葉植物で視線をほどよくさえぎるなどで、くつろぎ感をアップさせていものです。
家族が集まりやすいスペースに
リビングは、家族が思い思いにくつろぐ時間がいちばん長くありたい場所です。
みんなが自然に集まれるような雰囲気をつくることが大切で、住まいのどこをリビングにするかが問題になります。たとえば外出や帰宅時、あるいは個室への出入りなどの際に、家族がそれぞれ何をしているのかがさりげなく伝わってくるような配置なら、家族同士の接点が自然にうまれ、集まりやすく、だんらんにも適したリビングになるでしょう。
また、スムーズなコミュニケーションのためには居心地のよさが決め手に。とにかく広いスペースをと望む声も多いのですが、現代の住環境を考えるとむずかしいものがあります。







