国土が狭く人工の多い日本では天井が高いと広がり感があり、低いと圧迫感が出るとされています。
容積が多くなり、見上げたときの縦のラインが長くなるからで、吹き抜けのある部屋などでは目線が高くのびて開放感が出ます。天井の高さは220~270cmが一般的ですが、220cmの天井と270cmとでは50cm分×床面積分の容積が、広さとして確保されることに。
目線が高くのびるほど開放感が
しかし、部屋が狭いのに天井だけが高く、目線の行き場がないと煙突の底のようで逆効果の場合もあるので、ほどほどがベターです。
狭い部屋はあっさりとした天井に!
ヨーロッパやアメリカでは天井の中央部を高くした折り上げ天井や、壁との境などに装飾材のモールディングを付けた天井が多く見られます。
部屋が広く天井が高い場合はこのようなアクセントが効果を発揮しますが、日本の一般的な高さの天井は平面のままで、壁と同じか少し淡い色のあっさりとした仕上げにするのが一般的です。
天井を高くできる場合は照明を組み込んだ折り上げスタイルにすると、より広々としたドラマチックな部屋になります。
日本では天井につきものの照明は、かつて天井中央からのペンダントかシーリングライトが普通でしたが、現在ではあえて天井灯をつけず補助照明のスポットライトやブラケット、カーテンライトなどフロアライトを組み合わせることも多くなっています。







