ひと部屋に1面の床と天井に対して壁は普通は4面あり、窓や出入り口も含むだけに扱い方のよしあしがインテリアに大きく影響します。
一般的な部屋の壁は4面あるので室内に占める面積が大きく目にもつきやすく、窓やドアなどの開口部を含めた重要な部分だけに、さまざまな素材が使われます。

一般的な壁はクロス張りが主流です。
手軽なクロス張り、自然感なら塗り壁
一般的な壁はクロス張りが主流ですが、自然志向から最近多くなっているのが塗り壁です。
漆喰(しっくい)またはそれに似た風合いと特徴をもつ自然素材の※珪藻土が、最近の人気です。
また、スタイルをもつインテリアではそれぞれに使われる壁材が違い、ナチュラルなスタイルの場合は木が、ヨーロッパ調のトランディショナルなインテリアにはクロス&木の腰壁が、オリエンタルスタイルには竹や草、茎などの自然材がといった具合で、もちろんそれらをも模したクロスはすべてのスタイルを表現できる、手軽で経済的な素材として使われています。

床に対して壁は、素材によって簡単に貼り替えられ、もとの素材のうえからの貼り替えもきくという点で、インテリアの模様替えのメインになるものです。
壁紙は、一生ものの素材を長く愛用するか、手軽な材料や時代の先端をいくフレッシュ材で新しいインテリアを楽しむかのどちらかでしょう。
狭い部屋の壁は装飾を少なくあっさりと
床も天井もひと部屋にひとつですが、壁は通常ひと部屋に4面あります。
床はうつむいたときにしか見えず、天井は見上げたときにしか見えませんが、4面ある壁は寝ているとき意外は常にどの面かが見えるので、壁への注目度がいちばん高いことになります。
だから壁をいちばん重視すべきですが、部屋によってその方法はおなじではありません。
狭い部屋はすぐそばに壁があるので、小さなしみやキズもはっきりと見えてしまいますが、広い部屋だと壁は遠くにあり、色などはわかってもこまかな柄はよくみえません。
しかたがって狭い部屋では壁に凝り過ぎるとうるさくなります。柄の印象の強い壁紙を使ったり、タイルやレンガなど質感の強い壁材にしたりすると狭さが際立ってしまうことに。
こうした素材は広い部屋むきです。
広い部屋は壁の素材と装飾に凝りたい
また、狭い部屋の壁にいろいろなものや装飾があるとうるさいく、狭苦しく見えてしまいますが、広い部屋ならさして気にならず、あまり何もないと間が抜けてさびしくなってしまうかもしれません。
壁材を選ぶとき、絵画などを飾るときには、このことを頭にいれておき、狭い部屋は数を減らしてすっきりとした印象に、広ければさまざまな組み合わせも可能というように使いわけることで、より素敵なインテリアがつくれます。
※珪藻土とは
珪藻土とは、珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。
死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。
このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。多くの場合白亜紀以降の地層から産出される。
最近ではシックハウス対策にこの珪藻土を利用した施工が多く、自然素材を意識した住宅では欠かせない素材です。シックハウス症候群についての詳細はシックハウス症候群のすべてをご参照ください。







